[BOOKデータベースより]
1 プレゼンリテラシー:基礎編(プレゼンの目的をはっきりさせる;材料を準備し、脚本を考える;論理的なプレゼンを作る)
2 プレゼンのテクニック:技術編(グラフ・表・イラストの基本的な書き方;文の書き方;プレゼンターの心得)
3 プレゼンへの第一歩:挑戦編(脚本と枠組み;スライド;プレゼン以前の基本的知識)
プレゼンの効率的なやり方・具体的な事例に加えて,基本的な考え方:プレゼンリテラシーを解説する。心理学的背景に基づいて各プレゼン技術の「理由」を示すことにより,読者が良いプレゼンを行うための基礎をしっかり固める。
【対象者】
本書の対象者はプレゼンの初心者です。特に大学生や新入社員でプレゼンの経験や知識のない方々にお勧めします。本書では,そのような方々に対して,他人の前で自分の研究・意見を簡潔に述べる方法や緊張しないで話をするための基本的技術を提案しています。本書ではそのような技術をプレゼンリテラシーと呼んでいます。プレゼンは技術ですから,プレゼンリテラシーの考え方を理解し,練習方法を間違えずに繰り返せば,誰でもうまくできます。より良いプレゼンをするために,知識を学び技術を磨こうとする方々へこの本を送ります。
【書籍の特徴】
読者は「言葉を巧みに操る」ことがプレゼンだと思っているかもしれません。しかしこの本では,「論理的なプレゼンを目指す」ことを目指しています。プレゼンの初心者の方にはまず,言葉を巧みに操り相手の注意を引く技術よりも,まず内容を誤りなく相手に伝える技術を身につけていただきたいからです。本書ではまたプレゼンをスムーズに行うための技術(ジェスチャー,声の使い方,緊張の和らげ方,図表の書き方など)についても解説しています。本書の特徴は以下の3つです。
@本の内容を構造化したこと:
この本は3部構成となっています。第1章にはプレゼンをうまく乗り切るための基本的考え方について,第2章にはその考えを実現させる方法について,第3章には基本的な考え方や方法を反映した例について説明しています。また,第3章には,プレゼン以前に知っておくべき知識にも言及しました。それぞれの章はまた3つの節に分かれていて,それぞれの話題について説明しています。このような構造のほうが読者にわかりやすいと考えたからです。
Aプレゼンリテラシーに関連した心理学的知識について説明したこと:
この本の各章にはプレゼンリテラシーに関連した心理学的知識を,心理学ミニ知識として解説しました。その知識を解説することで,プレゼンリテラシーにはそうすべき理由があることを示しました。明白な知識の裏づけがあれば納得してプレゼンリテラシーを学べると思ったからです。
Bプレゼン以前に身につけた方が良い知識に触れたこと:
この本ではプレゼンリテラシーの前に身につけた方が良い知識として,論理的に考えることの基本として経験科学的研究で使われる考え方をいくつか紹介しました。またどうやって問題に気づき,解決策を考えるための思考法も紹介しました。
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