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- 名前の哲学
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二十世紀ロシア神名論の哲学
成文社 地方・小出版流通センター
セルゲイ・ブルガーコフ 堀江広行- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784865200492
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【2019年12月発売】
[BOOKデータベースより]
人間にとっての言葉、名前の意義についての考察から出発し、人間と神が交流する場としての「神の名前」の肯定に至る。ソフィア論と讃名派論争を背景にロシアに結実した二十世紀神名論の金字塔。
第1章 言葉とは何か
[日販商品データベースより]第2章 発話と言葉
第3章 文法の哲学に向かって
第4章 言語と思考
第5章 「固有」の名前
第6章 神名
付章 イエスの御名についてのドグマのソフィア学的理解
無神論に対抗して二十世紀初頭に花開いたロシア宗教哲学は、ロシア正教の言語観と神名論に着目した三人の哲学者による独自の言語哲学を生んだ。本書はその内の一人のセルゲイ・ブルガーコフによる『名前の哲学』の本邦初訳。ソロヴィヨフのソフィア論に影響を受け、あらゆる名詞の背後に人間を介した宇宙の発話と、宇宙を介した個人の発話を見て、これら人間によるすべての命名の頂点にある神名の啓示を説く。