[BOOKデータベースより]
ごちそうするのがだいすきなうさぎは、あきになると、くるみやどんぐりをあつめます。そして、てがみをかくのです。「ごちそうたべにきてください」読みきかせにもひとり読みにもぴったりの、物語を味わい楽しむ絵本。
[日販商品データベースより]山の大きな木のなかに、ごちそうするのが大好きなうさぎがすんでいました。そこへ、りす、あかねずみ、あさぎまだらなど、つぎつぎと動物たちがあらわれて……。読み聞かせにもひとり読みにもぴったりの絵本。
読み聞かせ3歳から ひとり読み5歳から。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ねえねえあのね
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2020年02月発売】
- わかってるって
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2020年10月発売】
- ほしをさがしに
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2017年11月発売】
- おすわりどうぞ
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2018年07月発売】
- いきものづくしものづくし 2
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2021年03月発売】
山の大きな木の中に、ごちそうするのが大好きなうさぎが住んでいます。秋になるとクルミやドングリをいっぱい集めて、うさぎは木の葉に手紙を書くのです。「うさぎの いえに ごちそう たべに きてください」って。「てがみ ありがとう」とやってきたのは、りす、あかねずみ。クルミやドングリを嬉しそうに食べて帰ります。そして「うさぎさんの いえで ごちそうが いただけるって きいてきたのよ」と舞い込んできたのは、旅の途中の蝶、あさぎまだら。あさぎまだらはこれから、遠い南の国へ飛んでいくのです。思いがけないお客さんに、目をぱちぱちさせたうさぎですが、ふじばかまが咲く山のお花畑へ案内するととっても喜ばれます。なんてごちそう上手なうさぎでしょう!次々おとずれる山の生きものたちに、うさぎは心づくしのごちそうをするのですが、だんだん、ごちそうするものが減ってきてしまって……。冬を迎え、うさぎはどうしたのでしょうか?さまざまな生きものと山のごちそうを描くのは、今注目される絵描きの1人である、しもかわらゆみさん。つぶらな瞳や細やかな毛並み、おいしそうな実が生き生きとして魅力的!そして「つるばら村」シリーズをはじめ童話作品に定評がある茂市久美子さんの文を声に出して読むと、うつくしく味わい深い日本語に打たれます。何だかとっても品があって、何度も読みたくなるおはなしなのです。(干し柿がこんなにおいしそうに感じられる絵本も、はじめてかもしれません)秋から冬、そして春へ。移りゆく季節と山のめぐみ。ごちそうの「お礼」にも心がぽっとあたたまる、おはなし絵本。幼い子どもからおじいちゃんおばあちゃん世代まで、一緒に味わっていただきたい絵本です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
Instagramで紹介されている方がいて、秋を感じられそうな一冊だったので手に取りました。子供たちに読みきかせをしていたのですが、しもむらさんの動物の絵にうっとりしてしまいます。お話も、とても心があたたかくなるようなもので眠る前のひとときがしあわせなものになりました。(ままmamaママさん 30代・埼玉県 女の子9歳、女の子5歳、男の子3歳、女の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】