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- ロボットをソーシャル化する
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「人新世の人文学」10の論点
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784909783639
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[BOOKデータベースより]
ロボットやAIをめぐる期待論と脅威論。この「断絶」をどう乗り越えてゆくか?現状の技術水準の正確な理解をふまえ、思想史・社会科学・教育学など多角的な視点から、「人新世」におけるロボット=AIと人間のスリリングな共生のビジョンを具体的に提言する「人新世の人文学」の挑戦!
第1章 汝自身とAIを知れ―AIにはなにができないか
[日販商品データベースより]第2章 制約されたデザイン―子ども、発達、ロボット
第3章 恐怖の在処―人工知能はなぜ恐れられるのか―近代社会原理への脅威という観点から
第4章 脱過労社会へ―知能社会における労働と所有
第5章 哲学の忘却―人工知能における心・意識・所有
第6章 共存?―われわれは奴隷を作るのか
第7章 自律機械と日本思想―仏教と武士道における所有について
第8章 責任概念の変貌―自律機械の責任概念への経済分析を用いたアプローチ
第9章 法体制への問い―自然言語処理を組み込んだ自律機械に関する所有と応報性
第10章 教育の変革―初等中等教育と人工知能―学校教育における扱いの検討
1950年代にはじまった第一次人工知能ブーム、1960年代からの第二次人工知能ブームに続く第三次人工知能ブームを経た現在、ロボットやAIをめぐる期待論と脅威論は噛み合うこともなければ、歩み寄ることすらもない。この断絶を挟んだ両立場の溝を埋めるために、人文学にできることは何か?
・ロボットのデザインに求められる「弱さ」
・AIが惹起する恐怖
・労働、所有、責任概念の変貌
・AI論が忘却する哲学的思考
・AI論で問われる法の陥穽
・AIの導入が目指す「未来の教室」etc.
現状の技術の正確な理解をふまえ、思想史、社会科学、教育学など多角的な視点から、人新世におけるロボット=AIと人間のスリリングな共生──この10年の社会ビジョン──を具体的に提言する人文学の挑戦。