- 動く・集まる
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- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2020年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784814003112
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【2012年03月発売】
[BOOKデータベースより]
砂漠、山岳、熱帯雨林、そして海…死を招く苛酷な環境を越えてもなぜ、ヒトは「ここではない、どこかへ」向かうのか?「移動」と「定住」に焦点をあて、グローバル化し複雑になる世界の根源を探る。
第1部 「動く」ことで生きる―空間利用の生物文化適応(「動く」ことで形作られるチンパンジー社会;コンゴ盆地熱帯雨林の狩猟採集生活;マレー半島の狩猟採集民スマッ・ブリ―移動性と資源利用;「動く」戦略からみたオセアニアにおけるヒトの移住史)
[日販商品データベースより]第2部 「集まる」ことの原点―個体群の再生産のエコロジー(生まれる、動く、集まる、去る、そして死ぬ―サルたちのマイクロデモグラフィー;「集まる」のための性行動と再生産)
第3部 「集まる」ことの現在―変容する社会における出生・死亡・移動(アラブ農村における人口増加と適応史―ヨルダン南部に定住したサブサハラ出自集団;集まる人々と動く家畜―遊牧民レンディーレの定住集落;「未婚」「非婚」そして「結婚」―サンプル女性の自律と出自集団への帰属;少子化による人口圧の上昇と生業変化―ラオス定住農業社会の変容)
「動く」と「集まる」からみるヒト―人間‐環境系の変遷史
およそ700万年前、チンパンジーの祖先は熱帯雨林に残り、ヒトの祖先はサバンナへと歩み出した。長大な移動と集団の形成の果てにヒトは世界を覆いつくし、現代の人口増加とグローバル化へと至る。それはヒトが生息環境を拓いていく過程であったが、どうして苛酷な環境までも生息の場に選択したのか?『生態人類学は挑む』SESSION第1巻が挑む、移動と定住の謎。