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[BOOKデータベースより]
弁護士は何を考え、どう動くのか?ドラマのようにはいかない実際の刑事弁護活動の具体的なイメージを掴む。
第1部 桜丘だより(プロの被告人―住居侵入・窃盗事件;不倫の果て―脅迫事件;逮捕しに行こう―麻薬及び向精神薬取締法違反事件 ほか)
第2部 座談会「桜丘だより」の弁護士たち 桜丘法律事務所での養成時代(司法を変える;それぞれの持ち味を活かす;「桜丘だより」裏話 ほか)
第3部 桜丘法律事務所で学んだこと 巣立った弁護士からのメッセージ(櫻井先生の眼差し 虫本良和(千葉県弁護士会);“ひよっこ”の旅立ち 松岡孝(釧路弁護士会);桜の種 池田征弘(鹿児島県弁護士会))
若い弁護士を育て弁護士過疎地に任期つきで赴任させることを目的に1998年に設立された桜丘法律事務所(東京)。そこで養成中の若手弁護士の日々の活動を櫻井光政所長が綴る。接見での被疑者・被告人との信頼関係構築の工夫、裁判官を説得するための働きかけと目配り、示談交渉での被害者への配慮やバランス、刑事弁護人としての自覚と責任、事務所内設置の刑事弁護ゼミでのやりとり等、新人弁護士養成のようすを、新人ゆえの失敗も交えてリアルな事例とともに紹介。若手弁護士や司法修習生が刑事弁護のイメージを掴むために役立つ。※2013年に発刊した『刑事弁護プラクティス』の続編。