- ヨルダンの政治・軍事・社会運動
-
倒れない王国の模索
晃洋書房
吉川卓郎
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2020年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784771034181

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[BOOKデータベースより]
ヨルダンは、資源に恵まれず紛争地域に囲まれた小国でありながら、中東戦争、難民問題、アラブの春で揺れる中東国際政治を巧みに生き抜いてきた。本書では、ハーシム家を国家の柱とするヨルダン政府がどのように体制防衛を成功させてきたのか、比較政治学、国際政治学、中東地域研究の分析枠組を駆使し、その全貌に迫る。
序章 強い「弱国」をめぐるパラドクス
[日販商品データベースより]第1章 建国史―ハーシム家王制の正統性を巡る議論
第2章 政治体制の強靱性―「アラブの春」の事例から
第3章 もうひとつのヨルダン史―ムスリム同胞団運動の発展
第4章 社会運動―ヨルダンの「アラブの春」は終わったのか
第5章 緩衝国家における「国王陛下の軍隊」の構造
第6章 開発援助と安全保障―日本の対ヨルダンODAの事例から
終章 体制の現在と未来
中東の混乱と共存する国家の肖像
激動する中東の只中にありながら、なぜヨルダンの王制は今日まで生き残れたのか。体制防衛という視点から、その全貌に迫る。
ヨルダンは、資源に恵まれず紛争地域に囲まれた小国でありながら、中東戦争、難民問題、アラブの春で揺れる中東国際政治を巧みに生き抜いてきた。本書では、ハーシム家を国家の柱とするヨルダン政府がどのように体制防衛を成功させてきたのか、比較政治学、国際政治学、中東地域研究の分析枠組を駆使し、その全貌に迫る。