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[BOOKデータベースより]
真珠採りの解釈学
[日販商品データベースより]第1部 ポリス的なものの概念(ポリスへの愛―国を愛する仕方あれこれ;ある自愛のかたち―フィヒテと「民族への愛」;ソクラテス以前のポリス―プラトンとペリクレス)
第2部 アーレントとポリス的なもの(人間関係の網の目と実践的行為的連関―アーレントと和辻;エネルゲイア概念のポリス的起源―アーレントとアリストテレス;耐久性、共通性、複数性―アーレントの世界概念)
第3部 語り合うこと、物語ること(“ロゴスをもつ生き物”を訪ねて(ハイデガーの「ポリス内存在」の現象学から;アーレント『人間の条件』第四節への補注);物語ることの意味―「耳なし芳一のはなし」と「オデュッセイア」第八歌)
第4部 “リベラル”と“和”の解釈学(友のものは皆のもの―プラトンと私有財産の問題;リベラルということ―キケロと自由学芸の起源)
ある応答の可能性
「政治」や「国家」という領域にこそ現代日本における哲学の可能性を見出す著者が、アーレントの思考を導きの糸として、「政治的(ポリティカル)なもの」の由来たる「ポリス」へと遡り、そこから現代に向けて放たれる清新な光を見極める。「ポリスへの愛」は「自己愛」「平等への愛」であるとともに「共同体への愛」でもあった。