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[BOOKデータベースより]
女の悦びと男の悦び、どちらのほうが勝るのか?満足が完全であればあるほど、性関係を阻害する「ファルス享楽」の逆説から、完全さの桎梏を逃れ、果てしなく上乗せされる「女の享楽」の冒険へ。デュラス、聖女テレサ、ラカンの愛人ミーヨ…ラカンの反哲学の地平に「女たち」の思想史を試みる画期的な書!
1 総論―女のエディプスから女なるものの享楽へ((精神分析的に)女性的なるもののほうへ;「男と女とに神は彼らを創り給うた」;女=ファルス;ファルスがある/性関係はない;女なるものとその享楽)
2 各論―ラカンと女たち(オフィーリア―幻想の構造と対象への関係;マリー・ボナパルト―盗まれ…買い戻された手紙;肉屋の美人細君―ヒステリーの「満たされぬ欲望をもつ欲望」;マルグリット・デュラス―ラカンの教えを、ラカン抜きに…;アビラのテレサ―女の享楽とはなにか?;カトリーヌ・ミーヨ―「女たちの神」のほうへ)