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- 奔流恐るるにたらず
-
重蔵始末8(完結篇)
講談社文庫 おー47ー40
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2020年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065212394
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[BOOKデータベースより]
五度の蝦夷地巡見を終えた近藤重蔵。閑職の大坂弓奉行となり、大塩平八郎の知己を得るものの、息子・富蔵ともどもの悪口乱行がたたり、またも役なしの小普請入りとなる。有能な学者・探検家として自信が燃え盛っていた重蔵、その晩年に訪れる、あまりに意外な末路は。―「重蔵始末」シリーズ、ついに完結!
[日販商品データベースより]八歳で四書五経をそらんじ、十四歳で十三経に達した俊英でありながら、普段は傍若無人で傲岸不遜な近藤重蔵。五度にわたる蝦夷地巡見を終えた後は大坂弓奉行となって大塩平八郎の知己を得るなどするが、息子・富蔵ともどもの悪口乱行がたたり、ついに役なしの小普請入りとなる。
学識豊かな学者であり、あくなき探検家でもあった重蔵の、あまりにも意外なその後の道行きは。そして、生涯の宿敵となった女賊りよとの最後の対決は──。
ハードボイルドや警察小説で活躍していた著者が2000年に初めて挑んだ時代小説が、堂々たる代表作となった。「重蔵始末」シリーズ、ついに完結。