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[BOOKデータベースより]
アマテラスと八幡神は古代から天皇家の始祖神として崇拝され祭られてきた…。しかし二つの始祖神は、誕生も成り立ちも大きく異にしている!
序章 万世一系天皇と津田左右吉
[日販商品データベースより]第1章 架空の天皇神武こと神日本磐余彦
第2章 実在の天皇崇神こと御間城入彦
第3章 垂仁天皇こと活目入彦五十狭茅
第4章 崇神王朝と倭の五王
第5章 応神と継体は兄弟
第6章 運命の鏡、隅田八幡鏡
終章 皇国日本の誕生
天皇家の二つの始祖神=アマテラスと八幡神。
その誕生や成り立ちは、実に大きく異なる!
『古事記』と『日本書紀』は、ほぼ同時期に藤原不比等によって
作られている。
始祖神・アマテラスも「記紀」編纂時に誕生したのであれば、
加羅系渡来集団の始祖崇神・垂仁が祭ったアマテルを自分の妻神(ヒメ神)
とした八幡神よりもっと「あとに」生れた神である。
藤原不比等は天武→持統(女性天皇)→文武→元明(女性天皇)
→元正(女性天皇)→聖武天皇→孝謙天皇(女性天皇)と
皇位継承の危機的状況が予想されるなか、
天皇家の始祖神をアマテル神でもなく、八幡神でもなく、
アマテラス神を「日本」という呼び名にふさわしいものとして作ったのである。
アマテラスが女神であるのはそのためである。
本書はアマテラスを祖とし神武を初代天皇とする万世一系天皇の物語「記紀」
を検証し、日本古代国家が、新旧二つの朝鮮半島から渡来した加羅系と百済系の
集団によって建国されたことを明らかにするものである。