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[BOOKデータベースより]
六朝隋唐時代の社会と思想
[日販商品データベースより]第1部 人と家(歴史のなかの伯夷叔斉;薄葬の思想;皇甫謐の「篤終論」;陶淵明の「戒子書」をめぐって;此れも亦た人の子なり―六朝時代における「四海の内皆な兄弟」の思想;読「庭誥」;梁の徐勉の「誡子書」;嶺南の欧陽氏;李泌と『?侯家伝』;中唐の韋渠牟―道士として、僧として、また官人として
六朝隋唐期の学術史・宗教史研究にひときわ輝かしい成果を著わしてきた著者。
半世紀以上の研究生活で著わされた数多くの論文のなかから未再録の論文を厳選。
「人・家・学術」と副題をそえる本書には、主に六朝隋唐期の学術史を明らかにする22篇の論考を収める。
※『六朝隋唐文史哲論集U―宗教の諸相―』と同時刊行。
本書「緒言」より----------
「ここにあらたに編むこととなった二冊の論文集、すなわち『六朝隋唐文史哲論集』を書名とする論文集のその(T)に「人・家・学術」なる副題を、その(U)に「宗教の諸相」なる副題をそえるのは、半世紀以上にも及ぶ私の研究生活を回顧するとき、まがりなりにも六朝隋唐時代の学術史と宗教史を主要な研究テーマとしてきたからにほかならない。」
「……当時の知識人にとっては玄儒文史の四学を兼修することが最大の理想となったのであって、このたびの論文集を、いささかおおげさにも「文史哲」なる名辞を用いて「六朝隋唐文史哲論集」と命名したのは、ほかでもなくそのような時代思潮を念頭においてのことにほかならない。すなわち、本論文集が対象とする時代においては、玄儒文史が諸学の総体を表わす名辞となったのであり、玄儒文史に代わる名辞を今日に求めるならば「文史哲」なる名辞がふさわしいであろうと考えたからであって、「文史哲」の「哲」の一字には玄儒文史の「玄」と「儒」を含意させたつもりである。」
「論文集はひとまず(T)と(U)の二分冊とし、二冊それぞれにそれぞれの副題をそえてはいるけれども、上述したところからもおよその理解が得られるであろうように、二冊の内容にはたがいに交錯する局面が少なくない。厚冊ながら、ほとんど同時に敢えて二冊を上梓する所以である。あわせて読み進めていただくならば幸いである。」
※『論集T』と『論集U』はたがいに切り離せない内容であるため、『論集T』に全体の「緒言」を、『論集U』に全体の「後記」を収めています。