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- 古代オリエント史講義
-
シュメールの王権のあり方と社会の形成
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2020年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784634640917
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[BOOKデータベースより]
世界史は古代オリエントにはじまる。世界最古の文明の足跡を、今残る史料からどのように見つけ出すかその手法を講義形式で紹介する。
第1部 歴史に接近する(シュメール史へのいざない;一九世紀的思潮とアッシリア学;年表をつくる;時代を区切る)
[日販商品データベースより]第2部 シュメールの王権(王の二大責務と王号;王の軍事権と祭儀権;王家の死者供養と姻戚関係;王妃シャシャ;王妃アビシムティ)
第3部 王家の組織と文書(初期王朝時代の王妃の家政組織;ウル第三王朝時代の公的経営体と神殿;職人・商人と道化師・聖歌僧;食料生産と料理;初期王朝時代の行政経済文書;ウル第三王朝時代の行政経済文書;ウル第三王朝時代の決算文書)
第4部 シュメールの社会(家族、女性;王妃の家政組織における任用;労働と身分・生活保障;差別と迫害)
早稲田大学でおこなった講義をもとに、残された史料からメソポタミアの王や王妃の特質を明らかにし、当時の王権や社会について紐解いていく。
第1〜4講までが導入部であり、第5講からが本論になる。本論では、第5〜9講まで王権に関して王と王妃に分けて述べ、それらをふまえて第10講からは前3千年紀のシュメール社会について読み取っていく。