- VUCA時代のグローバル戦略
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THE NEW GLOBAL ROAD MAP
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2020年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784492534311
[BOOKデータベースより]
国境を越え、世界市場で戦う経営戦略を考えるうえで、パンカジュ・ゲマワット教授の論考を避けて通ることはできない。ゲマワットは、不確実性の高まる目下の経営環境に過度に振り回されることなく、中長期的なグローバル化の予測をもとに必要な戦略の修正を図る必要性があるという。そして、その予測が楽観、悲観のどちらに振れるかにかかわらず、自社の戦略、プレゼンス、組織構造、非市場問題(SPAN)の機動的な再構成が必要になると主張する。本書では、グローバル化に関する豊富なデータを提供し、そのデータの読み解き方を論理的に解説する。そのうえで、実務家が何をどう考えるべきなのかを思考するための具材を、高い視座から提供した、まさに必読書といえるだろう。
第1部 グローバル化をマッピングする―変化するもの、しないもの(グローバル化の現状;グローバル化と衝撃;長期的に見たグローバル化)
第2部 グローバル化をマネジメントする―世界をSPANする(戦略―いかに競争するか;プレゼンス―どこで競争するか;組織構造―いかに結合するか;非市場戦略―怒りと怒りのマネジメント)
不確実性の高まる(VUCA)世界で、組織と戦略をどう問い直すか?
世界情勢が変化するたびにグローバリゼーションへの悲観論と楽観論が盛り上がる。本書は、企業を動かすビジネスパーソンに向け、根拠のない印象論にまとわされず、グローバリゼーションの実態を踏まえた正しい対処と戦略策定ができるようになるためのフレークワークとツールを提供するものである。著者は、国際経営研究の第一人者であり、企業へのコンサルティング経験も多く行っている人物。本書では、客観的データとその分析に多くの紙幅が割かれており、説得力を持ってメディアや世論の感覚的な現状認識に反論する。トランプ大統領の政策、ブレクジット、中国の一帯一路などのトピックから、多くの企業のケースも紹介される。国際経営学の気鋭の研究者である琴坂将広氏(慶應義塾大学准教授)による解説も収録。
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