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[BOOKデータベースより]
本書には、子どもや家族が抱える「寄り添い難きこころの諸問題」への臨床的アプローチをめぐる幅広い論考が収められている。児童思春期精神科ファミリーメンタルクリニックまつたにの全臨床スタッフによる実践の経験が凝縮されている。子どもと関わる中で、「こころに寄り添うということ」の困難さに直面している方々にぜひ本書を手にとっていただきたい。「寄り添い難きこころの諸問題」に私たちができることがあるのかどうか、絶対的な答えがないとしても、悩みながらも考え続けていく価値はあるだろう。あなたの立場で、あなたなりにできることを試し、積み重ねていこうとする時、本書で描きだされている実践の一端が重要な意味を帯びてくるかもしれない。
第1部 ファミリー・メンタル・クリニックの成り立ちと枠組み(私の臨床の基盤―クリニック開設まで;地域の中でのクリニック―他機関との連携をめぐって ほか)
[日販商品データベースより]第2部 クリニックにおける心理療法の実際(児童精神科における精神分析的心理療法の実践―EBMから捨象された領域;親子並行面接という協働―投影同一化から相互浸透性へ ほか)
第3部 こころの成長を支える環境へのアプローチ(スクールカウンセリングにおける精神科医療との「つなぎ」の役割―思春期の治療を教育の場でどう支えるか;子どもとその家族を支える有機的な器としての協働関係―教育相談室から見た臨床心理的地域援助を通して ほか)
第4部 さらなる発展領域―親であること、自分であることを支える営み(親になっていくこと、セラピストになっていくこと―タビストック方式乳幼児観察が支えるもの;『心理療法的家事支援』の可能性:母子生活支援施設での臨床実践から―母親の中の『子どもの心』に関わるツールとして ほか)
本書は、子どもと家族の関係で展開している問題に焦点化した「こころに寄り添うということ」がいかなることなのか、についての論考を収めている。
全体を通して、目に見える部分だけではなくその背景ではどのようなこころの動きが展開しているかという力動的な視点も含め「まつたにクリニック」のスタッフたちが日々実践しているアプローチの実践を紹介する。
日常的に子どものケアに携わる方にはぜひ本書を手に取っていただきたい。