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[BOOKデータベースより]
アメリカ初の女性国務長官が鳴らす世界への警鐘。『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー1位、『エコノミスト』年間ベストブック。ナチズムとスターリニズムの脅威を体験し、冷戦後の米外交を担った重鎮の書。初邦訳。
怒りと恐怖を操る教義
[日販商品データベースより]地上最大のショー
蛮族を目指す
同情無用
カエサル勢の勝利
崩壊
民主政治の独裁
遺体がたくさん
難しい芸当
終生の大統領
偉大なるエルドアン
KGBから来た男
「私たちは私たちです」
「首領様は永遠に私たちと共にいらっしゃる」
アメリカ大統領
悪夢
問うべきこと
「ファシストたちに初めて暮らしを方向転換させられたのは、私がよちよち歩きを始めたばかりの、1939年3月15日だった。その日、生まれ故郷のチェコスロバキアにドイツ軍がなだれ込んできたのだ」(第1章より)。
*
米国初の女性国務長官となったオルブライト(1937-)が鳴らす「ファシズム」復活への警鐘。プラハのユダヤ系家庭に生まれ、ナチズムとスターリニズムの脅威を逃れて一家でアメリカに亡命した過去をもつ彼女ほど、このテーマを語るのにふさわしい人物はいない。幼少期の戦争体験から説き起こし、クリントン政権の国連大使、国務長官として対峙したミロシェビッチ、プーチン、金正日ら各国指導者の印象を交え、トランプ大統領誕生の前後から国内外で高まっている危険な兆候を国別に分析、その特徴と克服のための道筋を論じる。20世紀ファシズムの体験談、東欧研究者としての知見、外交トップとしての経験が盛り込まれ示唆に富む。『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー1位、『エコノミスト』年間ベストブックとなり、ドイツ、イタリア、韓国など各国で翻訳されている世界的話題作。