- かわる 生命誌からみた人間社会
-
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2020年10月
- 判型
- B6変
- ISBN
- 9784865782806
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[BOOKデータベースより]
人間は生きもので、自然の一部です。「生命誌(バイオヒストリー)」を創出した著者は、人間は機械ではなく「生きもの」というあたり前のことが今忘れられている、という。東日本大震災、そして今新型コロナウイルスが流行。あたり前のことを基本にする社会に向かって。
1 生命を基本に置く社会へ(生命を基本に置く社会へ;「いのち」を基盤とする社会;生命論的世界観の構築)
[日販商品データベースより]2 ライフステージ社会の提唱―生命誌の視点から(機械論的世界観からの脱却―自然を生かし、人間を直視する;生命の本質に基づく社会―プロセス重視型にして、科学技術の貢献を;ライフステージ医療を考える―生命誌の観点から;一人ひとりの人間の一生を考える「ライフステージ」)
3 農の力(「火と機械」から「水と生命」へ;いのちを見つめれば先は見える;教育の原点としての農業を)
4 東日本大震災から考える(時の移ろいの中で―“よりよく生きる”ために;生きものたちからの提言―ふぞろいをよしとする社会へ;今と未来へのまなざし―日常もいのちも大切にするために)
5 科学と感性(科学とは「問い」を立てること;科学と感性;ライフ・サイエンスを考える;三八億年を流れるいのちの音;科学と社会の間―言葉が生むズレ;人はなぜ生き続けるのか;熊楠に学ぶ重ね描き―事と曼荼羅)
生きものは、変わってゆく存在。東日本大震災、そして今コロナ禍を迎え、我々はどう変わるか。
「生きること」を中心にする社会を実現するためには、人間も多くの生きものたちの中の一員であることを自覚しよう。
〈月報〉稲本正/大原謙一郎/鶴岡真弓/土井善晴