- ドイツ語と向き合う
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- 価格
- 4,400円(本体4,000円+税)
- 発行年月
- 2020年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784894769984
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[BOOKデータベースより]
複数の言語のはざまで生きる人々は、ドイツ語とどのように向き合ってきたのか。―母語話者/非母語話者の苦悩、移民作家によるドイツ語文学、森〓外の名付けの秘密、ドイツ語書きことば標準語化への道のり、パラケルススの「魔術的文体」、グリムのメタファーに込められた言語観…ことばをつくり、使い、整え、疑い、格闘してきた人々のその営みを俯瞰する。
第1部 異言語に生きる(小説家の目から見たドイツ語;移民の背景を持ったドイツ語文学;カフカとドイツ語―複数の言語のはざまで書く「不可能性」;シーボルトとドイツ語;森〓外とドイツ語の名前;明治期におけるドイツ科学用語の受容)
[日販商品データベースより]第2部 ドイツ語の主題と変奏(愛郷者オトフリート―theodiscusとfrenkisg;ドイツ語書きことば標準化の進展とルター;16世紀の医師パラケルスス―「学術的ドイツ語」の創造者か、「魔術的文体」を操る錬金術師か;モーツァルト家の人びとが書簡に書き綴ったことば―私的空間の文章語における近しさの色合いをめぐって;『ハイジ』のドイツ語―そのスイス的要素を探る;J.グリムの言語論におけるメタファー―ドイツ語の瓦礫に照らし出される原初言語)
ドイツ語という言語を切り口に、社会、歴史、文化の問題を論じるシリーズ第2巻。第1部「異言語に生きる」では、複数の言語のはざまで生きる人々の経験のなかでドイツ語が果たしてきた役割を見る。第2部「ドイツ語の主題と変奏」では、標準語、正書法、文法など制度面の転換点に光をあて、ドイツ語が今の姿になるまでのプロセスを俯瞰する。
執筆者:井出万秀、川島隆、黒田享、佐藤恵、真田治子、大喜祐太、高田博行、多和田葉子、中直一、浜崎桂子、美留町義雄、村瀬天出夫