- 愚行の賦
-
講談社
四方田犬彦
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2020年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784065202425

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[BOOKデータベースより]
人はなぜ愚行を怖れ、しかも魅惑されるのか。愚行は西洋近代が考案した“人間の宿命”である。「愚」という尊き徳をめぐる最新長篇論考。
愚行は人を苛立たせ、魅惑する
[日販商品データベースより]わが偽善の同類、兄弟よ
ぼくはあの馬鹿女のことをみんな書いてやる(フローベール)
わたしは本当に白痴だったのです(ドストエフスキー)
わたしはなぜかくも聡明なのか(ニーチェ)
おまえが深く愛するものは残る その他は滓だ―愚行と後悔
馬鹿なことは得意ではない(ヴァレリー)
稲妻にさとらぬ人(バルト)
わたし独りが鈍く暗い(老子)
「愚」と云ふ貴い徳(谷崎潤一郎)
人はなぜ
愚行を怖れ
しかも魅惑されるのか
フローベール、ドストエフスキー、ニーチェ、バルト、そして谷崎潤一郎
愚行は西洋近代が考案した〈人間の宿命〉である
「愚」という尊き徳をめぐる最新長篇論考
愚行を地上から消滅させることは不可能であると認識していた者は、いつの時代にも少数だが存在していた。だが多くの者は、何らかの条件さえ整えば、人は愚行に対して勝利を収めることができるものだと考えていた。しかし今日にいたるまで愚行は消滅することなく、それどころかますます猖獗を極め、強固な構造として世界に遍在している。