一杯のおいしい紅茶

ジョージ・オーウェルのエッセイ
中公文庫　オ３ー１
Ａ　Ｎｉｃｅ　Ｃｕｐ　ｏｆ　Ｔｅａ

中央公論新社
ジョージ・オーウェル　小野寺健　

• 価格: 924円（本体840円＋税）
• 発行年月: 2020年08月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784122069299

内容情報

[BOOKデータベースより]

「人間はぬくもりと、交際と、余暇と、慰安と、安全を必要とするのである」―自然に親しむ心を、困窮生活の悲哀を、暖炉の火やイギリス的な食べ物、失われゆく庶民的なことごとへの愛着を記して、作家の意外な素顔を映す上質の随筆集。文庫化に当たり「『動物農場』ウクライナ版への序文」を収録。

１　食卓・住まい・スポーツ・自然（一杯のおいしい紅茶；イギリス料理の弁護；パブ「水月」　ほか）
２　ジュラ島便り（作家生活の苦しさ―Ａ・Ｓ・Ｆ・ガウ宛ての手紙；ジュラ島便り（１）シーリア・カーワン宛ての手紙；ジュラ島便り（２）ジョージ・ウドコック宛ての手紙　ほか）
３　ユーモア・書物・書くこと（おかしくても、下品ではなく；ノンセンスな詩；懐かしい流行歌　ほか）

[日販商品データベースより]

鋭利で辛辣、政治一辺倒――


そんなオーウェルのイメージは


本書を読めば心地よく裏切られる





「人間はぬくもりと、交際と、余暇と、


慰安と、安全を必要とするのである」





自然に親しむ心を、困窮生活の悲哀を、


暖炉の火やイギリス的な食べ物、


失われゆく庶民的なことごとへの愛着を記して、


作家の意外な素顔を映す上質の随筆集





文庫化に当たり「『動物農場』ウクライナ版への序文」を収録