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[BOOKデータベースより]
救済論が質的に大転回した1800年頃、民衆宗教の先駆けといわれる如来教が名古屋で誕生する。熱狂とともに信仰にむきあっていたぞめきの時空間を、民衆宗教、民間信仰、真宗教義の枠を超えて捉える初の試み。
第1部 一八〇〇年前後の救済課題と如来教(一八〇〇年前後における救済の動揺―三業惑乱と如来教;名古屋城下の真宗異安心と如来教―尾州五人男をめぐって;「渇仰の貴賎」と如来教―作善実践に向き合う)
[日販商品データベースより]第2部 一八〇〇年前後名古屋の宗教環境と如来教世界の形成(如来教世界の形成過程と秋葉信仰;如来教説教の想像力としての近世親鸞伝;文政地震と如来教)
本書の成果と課題・展望
一八〇〇年前後、日本宗教史上の大転換が起こった。名古屋城下は、群衆が開帳に狂乱して向かい信仰に熱狂する「ぞめき(騒き)」のただ中にあった。民衆宗教の先掛けとされる如来教は、こうした時空間に登場したのである。名古屋の人びとの宗教への向かい方に注目し、「身体」から「心」へと質的転回をした救済論について、如来教、真宗、民間信仰の枠を超えて明らかにする。
【目次】
第一部 一八〇〇年前後の救済課題と如来教
第一章一八〇〇年前後における救済の動揺
――三業惑乱と如来教――
第二章名古屋城下の真宗異安心と如来教
――尾州五人男をめぐって――
第三章「渇仰の貴賤」と如来教
――作善実践に向き合う――
第二部 一八〇〇年前後名古屋の宗教環境と如来教世界の形成
第一章 如来教世界の形成過程と秋葉信仰
第二章 如来教説教の想像力としての近世親鸞伝
第三章 文政大地震と如来教
結章 本稿の成果と課題・展望