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[BOOKデータベースより]
精神科医である著者が、吉本隆明が広汎に論じてきた評論から、“こころ”と“倫理”についての思想を解読し、この時代の狂気の諸相を抉り出す。
第1部 “こころ”学入門(“資質”‐妄想論―吉本隆明の漱石論;身体はなぜ抗うつ薬を食べ続けるのか―フォイエルバッハと吉本隆明の身体論;行動の構造論―吉本隆明「メルロオ=ポンティの哲学について」「行動の内部構造」;自閉スペクトラム症論―ドナ・ウィリアムズと『心的現象論序説』)
[日販商品データベースより]第2部 古典‐近代文芸における“こころ”学(吉本隆明の実朝論;吉本隆明の西行論;吉本隆明の芥川論;吉本隆明の太宰論)
第3部 現代文芸における“こころ”学(『抹殺の“思想”』補遺―宮柊二『山西省』から木山捷平『苦いお茶』まで;三島由紀夫『美しい星』の核戦争論;小林美代子『髪の花』と精神医療の一九六八年;吉本隆明の境界性パーソナリティ障害論―『国境の南、太陽の西』と『おしまいの日』;統合失調症―『転位のための十編』)
精神科医である著者が、吉本隆明が広汎に論じてきた評論から、〈こころ〉と〈倫理〉についての思想を解読し、この時代の狂気の諸相を抉り出す。
吉本隆明の生きた時代――1924(大正13)年〜2012(平成24)年――は、大戦期から復興・高度成長期、そしてバブル没落から失われた30年へと続く、現代日本の激動期そのものであった。日本人の気質と私たちが抱える〈こころ〉の問題も、時代の変化にともないその病状と流行はうつろってきた。
精神科医である著者が、吉本隆明が文芸や哲学、精神医療など広汎に論じてきた評論から、現代日本の〈こころ〉と〈倫理〉についての吉本の思想を解読し、今の時代への敷衍を試みる。