数学プレイ・マップ 新版

ちくま学芸文庫　モー６ー８

筑摩書房
森毅　

• 価格: 1,320円（本体1,200円＋税）
• 発行年月: 2020年08月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784480099983

内容情報

[BOOKデータベースより]

「マップとは言っても、国土地理院のような権威はない。ところどころの案内、それも案内人の勝手で連れて行かれる程度の、気ままな地図だ。そこで勝手に遊んで、そして自分の地図を、これまた勝手に作る、それでよいと思う。」（「あとがき」より）。３次曲線、群論、関数、位相解析、集合等を難易もさまざま、趣向もさまざまで遊び尽くす一刀斎流数学ワールド。３０歳で執筆した幻の論考「微積分の七不思議」や壮大な数学の歴史をすっきり簡潔に素描した「数学の大いなる流れ」他全５編を増補した新版。

１　数学プレイマップ（３次曲線で遊ぼう；群論；積分のすべて；測度とはなにか；関数の成長史；位相解析；集合のカテゴリー；なぜ双対空間か；なぜベクトル解析なのか）
２（微積分の七不思議；微分積分；極限のココロ；数学としての算数；数学の大いなる流れ―すべての“文化”はその“数学”をもっている）

[日販商品データベースより]

一刀斎の案内で数の世界を気ままに歩き、勝手に遊ぶ数学エッセイ。「微積分の七不思議」「数学の大いなる流れ」他三篇を増補。解説　亀井哲治郎