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- 臆病同心もののけ退治
-
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2020年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784591167304
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[BOOKデータベースより]
北町奉行所の同心・逆勢華彦は、剣の腕はたつが、生来の臆病。捕り物でしくじり、「与力・同心の吹き溜まり」と称される「オダブツ組」に組替えとなってしまった。意気消沈して出仕した華彦だが、待ち受けていたのは、オダブツ組の意外な仕事“江戸の町に現れる魑魅魍魎を見つけ出し、退治すること”だった。一筋縄ではいかない仲間とともに、華彦は江戸の事件と怪異に立ち向かう。
[日販商品データベースより]<著者プロフィール>
「背徳のレクイエム」で第2回ファンタジーロマン大賞で佳作入選しデビュー。『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で第33回星雲賞受賞。「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。 2016年に「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」で第47回星雲賞を受賞。著作多数。
<内容紹介>
北町奉行所に勤める同心・逆勢華彦は、剣の腕はたつが、生来の臆病。
その臆病がわざわいして捕り物でしくじり、尾田仏馬の組――通称「オダブツ組」に組替えとなってしまった。
尾田仏馬の組は、北町奉行遠山金四郎景元が独自に設けたもので、ほかの組とはほとんど接触がなく、ここに配属されると町廻りにも出られず、一生飼い殺しに等しい扱いとなる。出世の見込みもなく、「与力・同心の吹き溜まり」と称される。
意気消沈して出仕した華彦を待ち受けていたのは、オダブツ組の意外な仕事――江戸の町に現れる魑魅魍魎を見つけ出し、吟味し、退治すること――だった。
伊賀のくノ一、落語家、力士、人の心が読める子供……一筋縄ではいかないオダブツ組の仲間とともに、華彦は江戸の怪異に立ち向かう。