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[BOOKデータベースより]
「冷酷無比な独裁者」「無思想な権力者」「天皇を守った忠臣」など、さまざまな評価がある生涯を「総力戦指導者」として再検証する。イデオロギーを排除した新しい東條像。
第1章 陸軍士官になる
[日販商品データベースより]第2章 満洲事変と派閥抗争
第3章 日中戦争と航空戦
第4章 東條内閣と太平洋戦争
第5章 敗勢と航空戦への注力
第6章 敗戦から東京裁判へ
敗戦の責任を一身に背負わされた東條英機。しかし、その実像は、意外に知られていない。日本の航空事情を知り尽くし、メディアを使った国民動員を実践した宰相は、なぜ敗れ去ったのか。「総力戦指導者」としての東條を再検証する。
「東條は軍人、戦争指導者として1930年代以降、航空戦と総力戦を相当に重視し、それを国民に語りかけてもいた。東條の行動の背後には、彼なりの戦争指導者としての自己意識や使命感があったのである。「総力戦」指導者としての東條の実像を、その発言や行動に基づき明らかにすることが、本書の目的である。(「はじめに」より)
本書の内容
・永田鉄山の側近にして、最も有望視された後継者
・軍内部の派閥抗争で頭角を現す
・初代陸軍航空総監部としての活動
・陸軍の「総力戦」思想を受け継ぐ
・陸軍大臣から首相へ。いかにして東條は「選ばれた」のか
・本気でアメリカと開戦する気はあったのか
・私服で配給に並び国民と対話する「庶民派」になった理由
・首相、陸相、参謀総長、軍需相などの兼務を繰り返す必要があったのか
・海軍との激しい「物資」の奪い合い
・航空戦の重視と日本の生産力の実情
・なぜ、戦時下の東條批判を許さなかったのか
・首相としてはじめて行った外遊
・東京裁判という舞台で、一世一代の「演技」
批判にも礼賛にも偏ることなく、
史料と証言に基づいた東條英機の姿を描く。