- 退職給付に係る負債と企業行動
-
内部負債の実証分析
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2020年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784502353017
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[BOOKデータベースより]
なぜ、日本企業はリスク回避的・保守的な行動を選択するのか。本書第1部では、内部負債に関する先行研究を敷衍すると同時に、論点の所在を明確にしている。第2部では、退職給付に係る負債とリスクテイクとの関連について実証分析を展開する。第3部は、退職給付に係る負債と、企業の株主還元政策や現金保有との関連について検討し、第4部では、退職給付に係る負債と企業行動について考察する。
第1部 内部負債と論点の所在(内部負債と企業;企業年金をめぐる受給権保護の日米比較;日本企業の実態)
[日販商品データベースより]第2部 退職給付に係る負債とリスクテイク(退職給付に係る負債とリスクテイク―退職給付引当金と未認識債務の相違;退職給付に係る負債と研究開発投資―損失回避の利益操作;退職給付に係る負債とイノベーション―出願特許数と被引用特許数;退職給付に係る負債と多角化)
第3部 退職給付に係る負債と現金保有、株主還元(退職給付に係る負債と現金保有;退職給付に係る負債と配当性向;退職給付に係る負債と株主還元額の変更;退職給付に係る負債と株主還元の方法)
第4部 退職給付に係る負債と企業行動(退職給付に係る負債と買収防衛策の導入;退職給付に係る負債が社外取締役の導入に与える影響;退職給付に係る負債とグループからの離脱を伴う会社分割;確定拠出年金の導入が投資・株主還元に与える影響)
長期志向とリスク回避的行動の相克
退職給付に係る負債の観点から、日本企業がリスク回避的・保守的であることを実証的に示すとともに、企業年金制度とその経済的帰結について考察する。渾身の一冊。