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価格:6,600円(本体6,000円+税)
【2017年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
序説 課題と視角
[日販商品データベースより]第1章 特高警察前史―民権運動抑圧から社会主義運動抑圧へ
第2章 特高警察体制の形成―社会運動抑圧の成功から再編へ
第3章 特高警察体制の確立―治安維持法成立から特高警察大拡充へ
第4章 特高警察体制の展開―社会運動の全面的逼塞化へ
第5章 特高警察体制の肥大化―国民生活・思想の監視と統制
第6章 特高警察体制の「解体」―社会運動抑圧の連続性
戦前・戦中期に存在した「特高警察」といえば、拷問やスパイによる共産主義思想の弾圧がすぐに想起される。そして、大本教やキリスト教などに対する宗教弾圧や自由主義・民主主義に対する弾圧もよく知られている。それらの弾圧を遂行する特高警察はどのような機構(組織)を持ち、どのように拡充整備されていったのか、また特高警察は各段階の社会運動の状況に応じてどのような抑圧取締の態勢や方針をとり、実際にどのように抑圧取締を遂行したのか。
本書は、特高警察の構造を歴史的・実態的に明らかにし、さらに社会運動から国民生活全般に及んだ特高警察による抑圧取締の実際を明らかにする。
また本書は、1984年刊行の初版から、第二章の2頁分を書き改め、さらに数か所で簡単な修正・追加を行い、新たな史料の存在を知ったことから得た知見を、各章末に補注として付け加えた。また2編を補論として収録した。
*本書は『特高警察体制史―社会運動抑圧取締の構造と実態』(増補版、せきた書房、1988年)を底本とし、今回研究成果の更新として「補記」を加えると共に用字用語の見直しを行いました。