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価格:7,480円(本体6,800円+税)
【2015年11月発売】
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[BOOKデータベースより]
政策評価制度の本質的問題は何か?これまで、政策評価は身内による「お手盛り」にすぎないと批判されてきたが、その因果メカニズムは明らかにされてこなかった。本書では、評価をする側の行政職員がどのような意図を持ち、それがどのような評価結果に至るのかを実証的に解明しつつ、このような制度運用を生み出す要因を提示することで「いかに政策評価の結果が歪められていくのか」を明らかにする。
第1部 序論(本書のあらまし;評価制度導入以前の政策評価研究;評価制度の先行研究;作為的評価行動の仮説)
[日販商品データベースより]第2部 評価行動の検討(作為的評価行動の探索:行動は実際に起きているのか?;作為的評価行動のモデル化:行動はどのように起きるのか?;作為的評価行動の説明:行動はなぜ起きるのか?)
第3部 制度設計の検討(現行制度の枠組:制度は作為的な行動を統制できないのか?;評価制度の成立過程:統制できない制度がなぜ設計されたのか?;評価制度の見直し過程:作為的な行動をなぜ放置するのか?)
第4部 まとめ(起こるべくして起きた作為的評価行動;政策検証の限界:政策はなぜ検証できないのか?)
なぜ「お手盛り」の評価が生まれるのか? 評価結果はいかに歪められるのか? 制度的要因を探索しつつ、因果メカニズムを実証する。
なぜ政策評価制度は機能しないのか。これまで、政策評価は身内による「お手盛り」と批判されつつも、その因果メカニズムは明らかにされてこなかった。本書では、評価に従事する行政職員の意図から実際の評価結果に至るまでの制度運用を解明し、このような運用がなされる要因を明らかにして、評価が歪んでいく構造を実証する。