- 発酵文化人類学
-
微生物から見た社会のカタチ
角川文庫 お93ー1
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2020年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041092910
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[BOOKデータベースより]
味噌、醤油、ヨーグルト、日本酒、ワインなど、世界中にある発酵食品。著者はあるきっかけで“発酵”に魅せられ、日本だけでなく世界各地に伝承された美味なる食品を求めて旅をした。発酵の仕組みや人間と微生物との関わりを学ぶ中で発見したのは、発酵には未来と過去があり、“微生物と人間の共存”は社会を見直すキーワードそのものだったということ。生物学、哲学、芸術、文化人類学などの専門用語を平易に解説。
1 ホモ・ファーメンタム―発酵する、ゆえに我あり
[日販商品データベースより]2 風土と菌のブリコラージュ―手前みそとDIYムーブメント
3 制限から生まれる多様性―マイナスをプラスに醸すデザイン術
4 ヒトと菌の贈与経済―巡り続けるコミュニケーションの環
5 醸造芸術論―美と感性のコスモロジー
6 発酵的ワークスタイル―醸造家たちの喜怒哀楽
7 よみがえるヤマタノオロチ―発酵の未来は、ヒトの未来
味噌、醤油、ヨーグルト、日本酒、ワインなど、世界中にある発酵食品。著者はあるきっかけで“発酵”に魅せられ、日本だけでなく世界各地に伝承された美味なる食品を求めて旅をした。発酵とは、見えない自然を捉え、ミクロの生物と関係を結び、暮らしの中に喜びを埋め込む。この総体が発酵文化であり、そのローカル文化を通して人類の不思議を解くのが「発酵文化人類学」。発酵には、オーガニック、美容、ライフスタイル、イノベーションへの発展の側面があり、単なる食品にとどまらず、人間にとっての未来の可能性があり、歴史・文化を見直すきっかけになる。発酵は、今、人類の未来を左右する最も注目を集めている分野のひとつと言える理由がそこにある。
著者は発酵のしくみや人間と微生物との関わりを学ぶ中で、発見した。発酵には未来と過去があり、“微生物と人間の共存”は社会を見直すキーワードそのものだということを。
生物学、哲学、芸術、文化人類学などの専門用語を平易に解説した待望の文庫化。参考文献満載。解説・橘ケンチ(EXILE)