- 心の理解と家族支援
-
医療的ケアが必要な子どもたち
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2020年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784866770727
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[BOOKデータベースより]
第1章 子どもたちの心の理解(「理解」と「支援」は車の両輪;子どもは関係をつくる「リーダー」役;子どもについての「気がかり」を発達的に見る;子どもは身近な大人の気持ちにとても敏感)
[日販商品データベースより]第2章 家族の支援(家族支援の課題;「障害受容」は単純ではない;お母さんの心情の個別性を形成する要因;家族とのコミュニケーションで大切にしたいこと)
第3章 家族の心の理解と配慮(抑うつ傾向の場合;境界例が疑われる場合;集団内で不満が広がる場合;成長の過程で医療的ケアが必要になった場合;公の場で「ジロジロ見られた」場合;きょうだいへの配慮;就学の相談;子どもが亡くなった場合)
第4章 乳幼児期のグループ活動の持つ力(「療育」とは;乳幼児期は親子の関係を育む時期;「生活が豊かになる」とは;多職種協働による豊かな生活経験;グループ活動の実際;看護スタッフの役割の多様性;心理担当者の役割)
第5章 支援者の自己理解(ストレスを上手にコントロールする;「共感疲労」を防ぐには)
昨今、心身障害児(日常生活を営むために医療を必要とする子どもたち)を支援し療育する機関の重要性が社会的に広く認められ、事実、地域に次々と立ち上がってきています。しかし、そこで働くスタッフの仕事の中身や役割はまだまだ手探りの状態で、課題もさまざまです。本書は、東京都板橋区の「心身障害児総合医療療育センター」に長年にわたり勤務し、療育の現場に深く携わってきた著者が、学問的な裏付けと豊富な経験に基づいて支援の実際とその心構えを説いたものです。ここには、スタッフや家族が日々遭遇する出来事とその具体的な対処法が数多く示されています。それらは、スタッフにとっては、自らの専門性を活かしつつ親子の心情理解を深め、支援者として心理臨床の知見を実際に活用する手がかりとなることでしょうし、家族にとっては、大きな励ましとなるに違いありません。