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- 准教授・高槻彰良の推察 4
-
角川文庫 さ73ー13
そして異界の扉がひらく
- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2020年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041092644
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[BOOKデータベースより]
春。尚哉は変わらず高槻の助手をしている。ある建築事務所で起こった「4」にまつわる事件の真相は…!?ほか、大学に英国在住の高槻の叔父・渉が現れた!尚哉は「高槻が一番辛かった頃」に彼を育てた渉から、高槻の悲痛な過去を聞く。そんなある日、江の島の人魚騒動を知り、一行は現地へ。そこで「お母さんは人魚になった」と訴える少年に出会い―。「夢物語は、誰のことも幸せにしない」。凸凹コンビの怪異譚、新章開講!
[日販商品データベースより]「異界はどこにだってある――僕たちの、心の中にもね。」
春。無事に進級し大学2年生になった尚哉は、相変わらず高槻のもとで助手のバイトをしている。
ある日、高槻が運営するサイト「隣のハナシ」に、建築事務所で働く女性から怪事件の相談が寄せられた。
事務所で起こった、「4」にまつわる不気味な事件の真相とは……!?――(「四時四十四分の怪」)
6月。「江の島の海に人魚が出た」と週刊誌は大騒ぎに。高槻も講義で人魚のことを熱心に取り上げる。
そんなある日、キャンパスにふらりと現れたのは、口髭にステッキのハンサムな英国紳士。なんと彼は、高槻の叔父・渉だった!
そして尚哉は期せずして、「高槻が一番辛かった頃」に彼を育てた渉から、高槻の悲痛な過去を聞くことに……。
高槻・尚哉・渉・佐々倉は休日を利用して江の島付近に出向き、人魚騒動を調査することに。
そこで「お母さんは人魚になった」と訴える少年に出会い……。――(「人魚のいる海」)
高槻が渉のもとで暮らしていたころのお話「【extra】それはかつての日の話2」も収録。
凸凹コンビの怪異譚、新章開講!
イラスト/鈴木次郎