- 朝鮮半島と日本の未来
-
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2020年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087211221
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[BOOKデータベースより]
朝鮮戦争勃発から七〇年が経過した。朝鮮半島では様々な場面で南北の分断体制に限界が露呈するとともに、二〇一八年には歴史的な米朝首脳会談が実現するなど、統一への動きが着実に進みつつある。しかし日本では嫌韓感情を煽ったり、脅威論を並べたりする偏った報道が目立ち、事態の本質はなかなか見えてこない。コロナウイルスのパンデミックが宣言され、混迷を深めるかに見える世界情勢。しかし、著者はこの未曾有のピンチにこそ、むしろ冷静にポジティブな未来像を描こうとする。「第一次核危機」以降の北東アジア四半世紀の歴史を丹念に総括しながら、一脈の光明を見据えて朝鮮半島と日本の進むべき道を探った、渾身の論考!
序章 危機には変化が必要だ
[日販商品データベースより]第1章 なぜ北朝鮮は崩壊しなかったのか
第2章 南北融和と「逆コース」の三〇年
第3章 「戦後最悪の日韓関係」への道筋
第4章 コリアン・エンドゲームの始まり
終章 朝鮮半島と日本の未来
「これは、私の人生において最も大切な一冊なのだ」
朝鮮半島の統一はいつ実現するのか。
そして日本には何が起こるのか?
政治学者・姜尚中の真価を問う、渾身の論考!
1950年の朝鮮戦争勃発から70年が経過した。
朝鮮半島においては、様々な場面で南北の分断体制の限界が露呈している。
加えて、2018年には歴史的な米朝首脳会談が実現するなど、統一への動きが着実に進みつつある。
一方で、日本ではいたずらに嫌韓感情を煽ったり、むやみに脅威論を並べ立てたりする偏った報道ばかりが目立ち、なかなか事態の本質は見えてこない。
しかし、二国間関係での感情的な対立にばかり目を向けていては、その背景で進行しつつある深い次元での構造的な変化を見逃してしまいかねない。
コロナウイルスのパンデミックが宣言され、いっそうの混迷を深めるかに見える世界情勢。
しかし、著者はこの未曾有の危機にこそ、むしろ冷静にポジティブな未来像を描き出そうとする。
分断と対立の歴史を乗り越え、朝鮮半島が統一を遂げる日は来るのだろうか。
そして、その動きに日本はどのように関わっていけばよいのだろうか?
「第一次核危機」以降の北東アジア四半世紀を丹念に総括しながら、一脈の光明を見据えて朝鮮半島と日本の進むべき道を探った、政治学者・姜尚中の真価を問う渾身の論考!
【目次】
はじめに
序章 危機には変化が必要だ
第一章 なぜ北朝鮮は崩壊しなかったのか
第二章 南北融和と「逆コース」の三〇年
第三章 「戦後最悪の日韓関係」への道筋
第四章 コリアン・エンドゲームの始まり
終章 朝鮮半島と日本の未来
おわりに
資料1 朝鮮半島と日本の未来について考えるための基本書
資料2 朝鮮半島と日本をめぐる重要諸宣言文
【著者略歴】
姜尚中(カン サンジュン)
1950年熊本県生まれ。政治学者。東京大学名誉教授。鎮西学院学院長。熊本県立劇場理事長兼館長。
著書は累計100万部超のベストセラー『悩む力』とその続編『続・悩む力』『母の教え 10年後の「悩む力」』のほか、
『ナショナリズム』『姜尚中の政治学入門』『ニッポン・サバイバル』『増補版 日朝関係の克服』『在日』、
『リーダーは半歩前を歩け』『あなたは誰? 私はここにいる』『心の力』『悪の力』『漱石のことば』『維新の影』など多数。
小説作品に、いずれも累計30万部超の『母―オモニ―』『心』がある。