- 現代語訳近江の説話
-
伊吹山のヤマトタケルから三上山のムカデまで
淡海文庫 65
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2020年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784883251971
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淡海文庫 65
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[BOOKデータベースより]
俵藤太が龍宮から貰った宝物のひとつは弁慶の引き摺り鐘。眼病平癒に験を示した天台座主明救は、天狗の生まれ変わり。栗太に生えていた巨樹は幹の回りが何と900メートルもあった。窮地に陥ったとき、助けてくれた小僧は氏寺のお地蔵さまだった。本当のようなウソのような千年前のお話が解説とともに楽しめる。
蝉丸の秘曲と源博雅
[日販商品データベースより]関寺の霊牛
夢に現れた三井寺新羅明神
石山寺如意輪観音の奇蹟
詠う叡山の水
山王権現と疫病神
栗太の巨樹
鈴鹿の山堂に泊まった男三人
三上山の百足退治
篠原の墓穴で雨宿りした男
安義橋の鬼、人を食らうこと
小僧に変じた矢取り地蔵
ヤマトタケルの伊吹山荒神退治
戒壇再建のため浅井郡司と勝負した慈恵僧正
湖面を歩く竹生島の老僧
大井子の力石
仙人に会った葛川の僧
『今昔物語集』『古今著聞集』など近江を舞台とした説話17編を、上方文化評論家の福井栄一が現代語訳。
仏教説話が多いなか、よくよく調べれば実在の人物、それも近江の僧が良源、相応と二人がノミネート。かと思いきや、お経が海の流れに乗って天竺まで聞こえたとか、竹生島の老僧が水面を歩くなどとんでもない話もあります。
いずれにせよ、これらの説話の登場人物や出来事を調べてみると、その時代の世相や人々の暮らしぶりがなんとなくわかってきます。そして、同じような内容が本によって少しずつ改変されていることもおもしろいです。
説話の舞台となった場所や建物の事、伝承ではあるものの、力石なども遺されていたりして、やっぱり近江の歴史は奥深いのです。