- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- リリカル・アンドロイド
-
歌集
現代歌人シリーズ 29
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2020年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863853959
ゲスト さん (ログイン) |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
歌集
現代歌人シリーズ 29
[BOOKデータベースより]
不断淡彩系
[日販商品データベースより]誰かが平和園で待つてる
空が晴れても妻が晴れない
桜底彷徨帖
ご機嫌よう瑞穂区
江戸秋雲調
誰でもないひと
蕪と無のブルース
この世から少し外れて
兵隊となるなりゆき
触れると梅だ
遭難のあとさき
四畳半の半の永遠
みづのかたち
短歌をこころから楽しんだ季節の記録
かつてニューウェーブと呼ばれ、暴走と迷走を繰り返した日々を経て、しばらくは短歌に苦しめられてもいましたけれど、四十歳を過ぎた頃、ふたたび蜜月とでも言いましょうか、書くことが楽しくてしかたない季節がやって来ました。(あとがきより)
「ニューウェーブ短歌」を牽引した一人、荻原裕幸による、19年ぶりの第6歌集。
さまざまな境界線が滲み合い、交差する中で
あふれ出すのは不可逆的かつ永遠的な「いま」の抒情だ。
矛盾と異化を含んだ梅の花の心地良い香りに誘われて、
荻原裕幸は今日も現代短歌の〈夢〉をリリカルに完食する。
濱松哲朗
荻原さんの今までの歌集のなかでいちばんいいと思います。
平岡直子