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[BOOKデータベースより]
「ADHDと診断され、薬も処方されているのに良くならない」精神科医である著者のクリニックにはセカンドオピニオンを求める人が次々と訪れる。21歳の女子大生、64歳の退職男性、小学2年生の男の子―。実は、ADHDには診断の決め手となる特徴はない。だからこそ、症状に応じて発達の状態を調べる検査を組み合わせ、苦しさの原因を正確に特定する必要があるのだ。ところが、実際は問診と簡単なチェックシートへの記入のみで診断を下す誤診がまかりとおっている。精神科医の著者が診療実績と世界各国の研究報告を踏まえ、最先端の実情から対策と予防まで徹底解説。
第1章 緩められる診断基準
[日販商品データベースより]第2章 「大人のADHD」は発達障害ではない?
第3章 矛盾だらけの「ADHD」
第4章 症状診断の危うさ
第5章 薬漬け治療の実態
第6章 覆った定説
第7章 見えてきた発症メカニズム
第8章 苦しみの真の原因は
第9章 回復と予防のために
その症状、ADHDではありません。「誤診」乱発はなぜ起こる? 大人のADHDの9割は「誤診」。子どものケースにも見分けのつきにくい「別物」が多数紛れ込んでいる。安易な診断と投薬は、むしろ症状を悪化させかねない。セカンドオピニオンを求め来院する人たちを診察し続ける精神科医の著者が、診療実績と世界各国の研究報告を踏まえ、最先端の実情から対策と予防法まで徹底解説。