記憶の劇場

大阪大学総合学術博物館の試み
大阪大学社学共創叢書　３

大阪大学出版会
永田靖　山崎達哉　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2020年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784872596984

内容情報

[BOOKデータベースより]

大学博物館で社会人と共に学ぶこと―序文にかえて
第１部　歩くこと、聞くこと、触れること（水の回廊から空堀街あるきへ―地域文化の発信・顕彰とメディアリテラシー；ＴＥＬＥＳＯＰＨＩＡプロジェクト；自然科学に親しむ・触る・アートする）
第２部　パフォーミング・メモリーズ（オペラ『新しい時代』再演をめぐる三年間；パフォーミング・ミュージアム―演劇と博物館の新たな可能性について；ドキュメンテーション／アーカイヴの残痕）
第３部　プログラムとしての記憶（アート・ファシリテーター育成プログラムとしての「記憶の劇場」；展覧会「記憶の劇場」）

[日販商品データベースより]

今日、博物館では既存のミッションからの転換が求められている。
どのようにすれば博物館の資料を市民との交流の中でより開かれたものにしていけるのか、大阪大学総合学術博物館が2016年から3年間実施した社会人育成プログラムの経験を通して考察。

〈大阪大学総合学術博物館　文化芸術ファシリテーター養成プログラム「記憶の劇場」概要〉
大学博物館の特性を生かしながら様々なジャンルの芸術活動に関わり、企画運営しつつアート・マネジメント人材を育てるプログラム。博物館に収められているいわゆる〈ミュージアム・ピース〉の豊かさを引き出し、〈生きたアート〉として公開していく文化芸術ファシリテーターの育成を目指す。