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[BOOKデータベースより]
生々流転する東欧言語文化の動態を捉える。“文化的後進地”のイメージ、多様性を包摂する“中欧”の構想、一方での近年の民族主義の台頭―“東欧”の相貌は変転を続けてきた。その内側では多様な言語と文化の交錯、衝突が、さらなる小さな“中心”と“辺境”の記述を生起させる。本書では、地域文学史の記述、および文学作品中の周縁地域・言語の描写の分析を通じて、“中心”と“周縁”が転覆を繰り返す場所=“東欧”、その文学が秘めるダイナミズムに肉薄する。
1 地域文学史の記述(ボヘミアとプラハのあいだ―多言語地域におけるドイツ文学史記述をめぐって;ボヘミアにおける文学史の系譜―フェリクス・ヴォジチカの「文学史」論をめぐって)
[日販商品データベースより]2 『中心/周縁』モデルを超えて(「周縁」と「カノン」―ルーマニア領ブコヴィナのユダヤ系ドイツ語詩人たちとゲーテ;ロシア極東とベラルーシにおける中華街のイメージの比較と流通;文学作品と流通をめぐる政治と文化の力学―二十世紀のドイツ語文学とポーランド語文学からみる上シレジアのイメージ)
〈文化的後進地〉のイメージ、多様性を包摂する〈中欧〉の構想、一方での近年の民族主義の台頭――〈東欧〉の相貌は変転を続けてきた。その内側では多様な言語と文化の交錯、衝突が、さらなる小さな〈中心〉と〈辺境〉の記述を生起させる。本書では、地域文学史の記述、および文学作品中の周縁地域・言語の描写の分析を通じて、〈中心〉と〈周縁〉が転覆を繰り返す場所=〈東欧〉、その文学が秘めるダイナミズムに肉薄する。