総合診療の視点で診る不定愁訴

患者中心の医療の方法　電子版付

日本医事新報社
加藤光樹　

• 価格: 5,170円（本体4,700円＋税）
• 発行年月: 2020年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784784957651

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書の主眼は「医学的な診断がつこうがつくまいが、医師が患者に提供すべきケア」にある。医師の科学者的側面だけではなく、「人を癒す」という側面に改めて光を当てることを目指して編集した。―序文より。

第１章　診断と治療（はじめに―ＭＵＳ患者の診療；ＭＵＳと器質的疾患；ＭＵＳと精神疾患　ほか）
第２章　マネジメント（診療スタイル；個別のアプローチ；ｓｐｅｃｉａｌ　Ｉｓｓｕｅ）
第３章　クリニカルシナリオ（器質的疾患が隠れている事例；精神的疾患に分類される事例；病への対応で症状が安定した事例　ほか）

[日販商品データベースより]

検査で異常がみつからないのに愁訴を訴えてくる患者，助けを求められているのに何ら有効な解決策を提案できないもどかしさ，「検査では異常がないから安心していいですよ」と言ったあと，患者が浮かべた怪訝な表情…。日々の診療で，そうした不全感を感じていませんか？
本書は，不定愁訴の「診断と治療」「マネジメント」「クリニカルシナリオ」の3章で構成。医学的な診断がつこうがつくまいが「医師が患者に提供すべきケア」について，医師の科学者的側面だけではなく，「人を癒す」という側面に光を当てて編集しました。器質的疾患との区別，よく訴えられる症状から，女性特有の問題，漢方治療，医師自身の陰性感情への対応まで網羅し，不定愁訴の診療が実際にどのように展開されていくか紹介します。「患者中心の医療の方法」を軸に，不定愁訴の診療力をレベルアップしましょう！