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価格：1,980円（本体1,800円＋税）
【2014年08月発売】
価格：639円（本体581円＋税）
【1996年02月発売】
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『幻の美濃古陶・寛永染付』（仮）戦国時代から茶陶の黄金期・桃山時代を経て徳川の世が始まると、千利休の弟子、古田織部は切腹となり、一世を風靡した「織部焼」は衰退する。いっぽう有田の地では、日本最初の磁器である初期伊万里などの伊万里焼が生まれ、またたくまに全国に広がりをみせた。美濃の窯ではそれに対抗し、薄い黄緑色の、後に御深井（おふけ）とよばれる釉薬やもっと白い釉薬の陶器に染付で文様を施した「寛永染付」が焼かれるようになる。しかし陶器のため白い磁肌の伊万里磁器には勝てず、短期間で廃れ幻の焼物となった。織部焼の名残を残し、工夫をこらした寛永染付は茶道具などに見るべき優品が多く、再評価する動きがある。今回は美濃古陶磁研究会有志の染付の品を披露する。