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[BOOKデータベースより]
第1章 感情―悲嘆の段階説は忘れよう
[日販商品データベースより]第2章 わたしの経験は普通だったか?
第3章 失ったのは、親だけではなかった
第4章 まわりのひとたちは、あなたの悲嘆にどう影響したか
第5章 あなたはどんな子どもだったか?
第6章 子どものレジリエンスについて私たちが知っていること―親と死別した子どもの強さと弱さと困難
第7章 子ども時代の親との死別はいまのあなたにどう影響しているか
第8章 親の死に向き合うために、いまあなたにできること
第9章 十の実用的な提案
付録 研究の限界―研究成果について読むときに、何を信じて良いか知る方法
親を亡くした悲しみを抱える子どもたちがその後の人生を歩んでいくためには、その死別体験とどのように向き合えばよいのか。
原著書名の“Never the Same”とは、「〔親の死を経験したあなたは、以前の〕あなたとは違う〔けれども、もうあなたは前に進む準備ができている〕」というニュアンスを意味している。親を亡くした子どもたちは、時間の経過とともにその喪失の悲しみを受け容れて成長していくと言われるが、著者は「子どもは必ずしも親の死を乗り越えてはいない」という。その上で本書では、子どもたちが親の死を無理に受容したり乗り越えたりするのではなく、「親の死の前の〈わたし〉と後の〈わたし〉は同じではない。それでも自ら前に向かって歩みを進めることができる」ように導いていくことを目指している。
アメリカのグリーフケア施設「ダギー・センター」(1982年設立)の責任者を長く務めた著者が、臨床現場での事例を紹介しながら提言する一冊。