民族を超える教会

植民地朝鮮におけるキリスト教とナショナリズム

明石書店
松谷基和　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2020年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784750349589

内容情報

[BOOKデータベースより]

序論　研究の目的
第１章　朝鮮王朝とカトリック宣教師
第２章　プロテスタント宣教師と権力
第３章　ミッション支配下での教会形成
第４章　ミッションスクールの運営方針
第５章　教会と政治
第６章　朝鮮人クリスチャンの教会批判
第７章　朝鮮人知識人の教会批判
第８章　朝鮮教会と三・一独立運動
終章　１９２０年代以降の朝鮮教会とナショナリズム

[日販商品データベースより]

韓国のキリスト教会は、日本の植民地支配の抵抗の拠点として民族主義の精神的基盤になっていたと考えられてきたが、本書では、むしろ欧米宣教師の宗教的な植民地支配の下で、民族と教会の独立を目指して闘ってきたという新しい韓国キリスト教史を描きなおそうとする。