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[BOOKデータベースより]
進化政治学(evolutionary political science)とは、1980年代の米国政治学界で生まれた概念。進化心理学を中心とする進化論的視点から政治現象を分析する手法で、欧米では最先端だが、外交史研究が主流な日本ではほぼ皆無ともいえる状況。科学哲学の科学的実在論、進化心理学、脳科学、歴史学といった諸分野の知見を総動員し、新たな進化政治学に基づいたリアリスト理論を構築する。
序章 進化政治学に基づいた国際政治研究
[日販商品データベースより]第1章 進化政治学とは何か―その理論的基盤
第2章 進化政治学を再考する―科学的実在論の視点からの一考察
第3章 国際政治理論はいかにして評価できるのか―新たな方法論的枠組みの構築に向けて
第4章 新たなリアリスト理論―進化政治学に基づいたリアリスト理論
第5章 ナショナリズムと戦争―ナショナリスト的神話モデル
第6章 過信と対外政策の失敗―楽観性バイアスモデル
第7章 怒りの衝動と国家の攻撃行動―怒りの報復モデル
終章 進化政治学に基づいた国際政治研究の展望
気鋭の若手研究者が、既存の政治学に進化論的なパラダイムシフトを迫る壮大かつ野心的な試み。
進化政治学(evolutionary political science)とは、1980年代の米国政治学界で生まれた概念。進化心理学を中心とする進化論的視点から政治現象を分析する手法で、欧米では最先端だが、外交史研究が主流な日本ではほぼ皆無ともいえる状況。科学哲学の科学的実在論、進化心理学、脳科学、歴史学といった諸分野の知見を総動員し、新たな進化政治学に基づいたリアリスト理論を構築する。
“戦争と平和の問題に関心を寄せる国際政治学者にとっては、個々の進化政治学的知見を国際政治研究に組み入れるだけでなく、進化政治学という革新的なアプローチ自体がいかなる意義や論争をはらんでいるのか、こうした点を科学哲学の議論を踏まえつつ方法論に自覚的な形で再考することが必要とされている”(「まえがき」より)