- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- チェリー
-
CHERRY
文藝春秋
ニコ・ウォーカー 黒原敏行
- 価格
- 2,145円(本体1,950円+税)
- 発行年月
- 2020年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784163911748
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
平原の町
-
コーマック・マッカーシー
黒原敏行
価格:1,166円(本体1,060円+税)
【2010年01月発売】
-
越境
-
コーマック・マッカーシー
黒原敏行
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2009年09月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
[BOOKデータベースより]
この主人公、バカだろ。あなたはそう思うかもしれない。でもやがて途方もない悲しみが湧きあがり、あなたの心をかき乱す。これはそういう小説です。スタッカートする荒い文体と会話―戦争とドラッグと犯罪。破滅するしかなかった青年を痛ましく描き出す犯罪文学。
[日販商品データベースより]トム・ホランド主演、ルッソ兄弟監督で映画化!
スタッカートする荒い文体と会話――戦争とドラッグと犯罪。
獄中作家が生々しく描くアメリカ犯罪文学の傑作。
この主人公、バカだろ。
あなたはそう思うかもしれない。
でもやがて途方もない悲しみが湧きあがり、
あなたの心をかき乱す。
これはそういう小説です。
ニコ・ウォーカーは服役中の銀行強盗だ。
そして必読の作家でもあることを本書で証明した。
――ワシントン・ポスト
ウォーカーの文章は、鋭く強く警戒おこたりなく、唯一無二だ。
−−ジョー・イデ(『IQ』著者)
『ジーザス・サン』とタランティーノに比すべき一冊。
――エスクワイア
会話は音楽的でリアルで、すぐそばから聞こえてくるようだ。
――ニューヨーク・タイムズ
若手アメリカ作家には近頃めずらしい、文学講座の臭いがしない純文学作品。
――ヴァルチャー
なぜ平凡な大学生は戦争から帰って銀行強盗になったのか。
その転落の軌跡が生々しい言葉で語られる。大学時代の恋人との日々、兵役についてイラクの戦地で目にした凄惨な体験。PTSDを癒すためのドラッグ−−それが彼を追いつめてゆく。この世界の底の底へ。
著者はこれを獄中で書いた。それがアメリカやイギリスの読書人を唸らせた。荒々しい言葉のグルーヴが、愚かしさの向こうの大いなる悲しみを浮かび上がらせて、読む者の心を引き裂く。
デニス・ジョンソン『ジーザス・サン』とクエンティン・タランティーノの融合と評され、アメリカ文学界をワイルドに揺るがした獄中作家のデビュー作。
ニューヨークタイムズが2019年の必読書に選出。各紙絶賛。