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【1998年11月発売】
[BOOKデータベースより]
これまでの目の粗い診断基準や記述ではすくい取ることのできない現象に光をあてる。発達障害をもつ人の苦しみや生きづらさに対するより繊細な理解を提供することを目指すシリーズの第2弾!児童精神医学、発達心理学の知見と照らし、精神病理学が発達障害の新たな地平を切り拓く。
第1部 精神療法(反応性からみた成人期の自閉スペクトラム症;自閉スペクトラムをもつクライアントとの精神分析的心理療法―間主観性/相互主体性ゲームの視点から;なぜ時に聞くことが苦痛となるのか―多様なもの(“Das Mannigfaltige”)へと言葉がどのように差し込まれるかを通して考える)
[日販商品データベースより]第2部 記憶・認知(想起の体験様式の多様性からみた自閉スペクトラムとそのの辺縁;スクラップ置き場と私―自閉スペクトラム症の患者は過去をどのように想起しているか;脳の計算理論に基づく発達障害の病態理解)
第3部 精神病理の基本問題(自閉スペクトラム症とアタッチメントの発達精神病理学;「社会性の障害」と「共に生きる社会」―ASD概念が精神科医療に拓くもの;反復と強度)
発達障害の概念は、精神医学のパラダイムを覆すほどの影響をもたらし、発達障害や、特に自閉スペクトラム症(ASD)に関する研究は、精神病理学の中でも大きな柱をなす重要な領域となっている。臨床知を集積し、発達障害の本質を見極めるという問題意識のもと総勢17人の専門家が集い、相互討論ワークショップを行った。本書には、そこでの徹底した議論を踏まえ書き下ろされた9編の論考が収められている。単にひとつの疾患概念の出現ということを超え、精神医学のパラダイムに深甚な影響をもたらした「発達障害」の精神世界を探究する。