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[BOOKデータベースより]
多くの項目を同時に測定できることから、環境無機物質の分析に近年広く使われているICP‐AESやICP‐MS。本書では、DCP‐AES、MIP‐AES・MIP‐MSも加えて、大気、水質、土壌・底質、生体試料など、それぞれの分野の専門の研究者が基礎から応用まで具体例をあげて詳しく説明している。さらにJIS規格や環境省の有害大気測定法マニュアル、およびISOやASTMインターナショナルなど、国際機構における「プラズマ分光法」の規格についても言及しており、環境試料の分析・測定についてこれから学ぼうとする人だけでなく、この分野の研究者・技術者にも実際に役立つ内容である。
1 プラズマ発光分析法とは?
[日販商品データベースより]2 ICP‐AES、MIP‐AESによる大気中有害元素の分析
3 プラズマ発光分析法による水中の有害元素の分析
4 ICP‐AESによる土壌・底質試料の分析
5 ICP‐AESによる生体試料の分析
6 ICP質量分析法(ICP‐MS)による大気試料、水試料、土壌・底質試料、生体試料の分析
7 プラズマ発光分析法、プラズマ質量分析法、流れ分析法のISO、ASTM、JIS規格
最近では、環境無機物質の分析には、吸光光度分析法や原子吸光分析法に加えて、誘導結合プラズマ発光分析法(ICP-AES)や誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS)が広く使われている。
本書では、「プラズマ分光法」として、ICP-AES、ICP-MSの他に、直流プラズマ(DCP)発光分析法、マイクロ波誘導結合プラズマ(MIP)発光分析法・質量分析法も加えて、プラズマを用いた大気、水質、土壌・底質、生体試料の分析法について、それぞれの分野の専門の研究者が執筆した。
「プラズマ分光法」は、多元素を同時、あるいは逐次測定できるという吸光光度分析法や原子吸光分析法にはない長所があり、多くの測定項目を定量することが多い環境試料の分析には有用であると思われる。また、ガスクロマトグラフィー(GC)や液体クロマトグラフィー(LC)と「プラズマ分光法」との結合、並びにフローインジェクション法(FIA)、連続流れ分析法(CFA)の、いわゆる流れ分析法と「プラズマ分光法」との結合についても記述した。
さらに、JIS規格や環境省の有害大気測定法マニュアルに加えて,国際標準化機構(ISO)やASTMインターナショナルなど、国際機構、アメリカの機構における「プラズマ分光法」の規格についても言及した。