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[BOOKデータベースより]
「歴史はむしろ実用品であって、靴に近いものではないか」思いがけない定義に現役高校生はなにを感じとるのか?過去の人びとと、いま生きている自分に通いあうモノとコト。気鋭の歴史家の問いかけに、古都の女子たちは真剣に考えた。学校では教えてくれない本物の知恵を伝える白熱授業!
歴史と人間(植木鉢の破片じゃなくて;空間や時間を飛び越せる動物;記号、シンボル、抽象化;針とビーズ ほか)
[日販商品データベースより]休憩中の会話(「これが好きだ」というものを、真剣に追いつづけられたら幸せです)
歴史の「現場」(ニセモノはなぜ生まれるか;一次史料と二次史料;「いまだから言える」ということ;すべてが史料になりうる ほか)
ところで、歴史は、しばしば好き嫌いで論じられます。
ぼくもよく聞かれます。
「先生、歴史が好きですか?」
「先生、歴史上の好きな人物は?」
などと言われます。
「うちのお父さん、歴史が好きなんです。先生の本もよく読んでます」
とか言われることもあります。
好き嫌いで論じられるものは嗜好品です。酒やタバコと同じです。
はたして歴史学は、好きか嫌いかで選べるものでしょうか。
どうもちがう気がします。
歴史的にものを考えると、前より安全に世のなかが歩けます。歴史はむしろ実用品であって、靴に近いものではないか。ぼくはそんなふうに考えます。
(中略)
なにごとも歴史的な考えかたは大切になります。常日ごろから、時間と空間を飛び越えて、似たようなことはないかなと考えながら暮らすと成功パターンも知れ、危険が避けられ、成功しやすいのです。(本文より)