- イチからつくるのり(接着剤)
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- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2020年01月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784540191695
[BOOKデータベースより]
やぶいちゃった障子の張りかえと、ごはんのなぞ
おコメやコムギからつくる“デンプンのり”
“のり(接着剤)”は、さまざまなところに使われている
古くから“のり”として使われてきたウルシとニカワ
紙や布を貼るための、水にとけるやさしいのり
“のり(接着剤)”には、どんな種類があるのだろう?
なぜ、くっつくのか?そこにはいろんな力が働いている
“デンプンのり”なら、イチからつくることができる!
コムギが原料の生麩糊、磐石糊。ウルシとまぜて使う麦漆
ニカワって、ゼラチンのことだったんだ!
デンプンのりや、ニカワは文化財の修復に大切なもの
ニカワをつくってみよう!
ニカワで、絵の具や墨をつくってみよう
デンプンのりやニカワで、うちわの張りかえや“あかり”づくりをしてみよう
イチからつくって、みえてきたこと
現在一般的につかわれているのりといえば化学的な「合成のり」がほとんどだ。この絵本では、主人公のこどもたちがおばあちゃんに教わりながら、お米や小麦粉から「でんぷんのり」をつくって障子の張り替えに挑戦したり、動物の骨から「ニカワ」をつくってうちわやミニあんどんをつくってみたりする。また、でんぷんのりやニカワが日本の伝統文化を支えてきたことも紹介。
のりの歴史から出発し、現在使われている合成糊との違いや、くっつき方の違いなど、結構細かく紹介されています。
普通のご飯粒から作るものだけでなく、上新粉や寒梅粉、小麦粉から作るものも紹介されており、見た目はそんなに変わらないですが、夏休みの自由研究に作ったら面白そうだなと思いました。(hime59153さん 40代・三重県 男の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】