この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- エスノグラフィ入門
-
価格:1,056円(本体960円+税)
【2024年09月発売】
- タイミングの社会学
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2023年05月発売】
- 質的社会調査の方法
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2016年12月発売】
- 初詣の社会史
-
価格:7,040円(本体6,400円+税)
【2015年12月発売】
- 「参加の力」が創る共生社会
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2018年06月発売】
[BOOKデータベースより]
「人びと」との協働とは?―TOKYO2020が残すものの実像。“地域にとってのスポーツ”の視点から現代「生活論」とその「実践力」を問う12の論考。
第1部 生活論の継承と展開―論理と実践(生活論とは何か―社会学・民俗学の立場から;生活論と「多様な経済」論の狭間で;現代スポーツの批判社会学研究―現場から考えること・学知・臨床的対面性;スポーツ化する社会への生活論的アプローチ―白いスタジアムと「小さな共同体」をつなぐために;公共施設の市場化と生活化―市場化の内側から変革の可能性 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 生活化するスポーツの論理と実践―事例からの考察(方法としてのスポーツ―グランドゴルフから迫る宮城県七ヶ宿町湯原の創造性;むらのこし集団「くらして」と野外教育;縮小型社会における地域自治活動の担いの仕組み―公園管理と野球の「ゆるやかな連携」;NPO法人Aの運営論理と実践の軌跡;オリンピック・レガシーの生活化へ―二〇一二年ロンドン大会の企図と課題 ほか)
「東京2020」の喧騒の中でジョギングや軽スポーツで汗を流す人々、国際舞台で活躍しようとひたすら練習に打ち込む競技者、輝くことなく地域へ戻り子供たちを育もうとしているかつてのオリンピアンたちの存在も私たちは知っている。こうした人びとの日常的な営為とスポーツを手段として「力」の行使を実践しようとする手触り感のない「社会」との狭間でわたしたちは何を主張し、何を改変していけばいいのだろう。
視覚中心のメディアに翻弄される現代社会の中でスポーツを語る時、社会学的「生活論」とその「実践」論が一つの回答を引き出してくれた。