- サイレンス
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- 価格
- 847円(本体770円+税)
- 発行年月
- 2020年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167914240
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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北区の太
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不完全燃焼
陸の孤島で雪に閉ざされた逃げ場のない状態というシチュエーションで展開する物語は緊張感があり、面白く読ませて貰ったが、やはりこの設定(因襲取り巻く閉鎖的な社会)はかなり陳腐な印象。もう少し目新しさがあるとよかった。また、謎が謎のまま終わってしまったのも不完全燃焼感あり。“あのスーツは誰の?”、“あのスマホの下には何が?”等、色々と突っ込みたくなる。あとがきの解説では、それがよい的なことが書いてあったが、個人的にはすっきりしなかった。それで、星3つ。
[BOOKデータベースより]
深雪は婚約者の俊亜貴を連れ故郷の雪之島を訪れる。結婚をしてありふれた幸せを手にいれるはずだった。ところが祝宴の席で深雪は思いもよらないことを島民たちから知らされ、状況は一変する。やがて俊亜貴は行方不明に…。この島、何かがおかしい―。人間の奥底にある執着心と狂気を描いた傑作サスペンス。
[日販商品データベースより]《舞台は雪深い孤島。島の護り神である「しまたまさん」は願い事を叶え、護ってくれるという…》
島一番の美人で、かつてはアイドルを目指していた深雪。現在は夢を諦め東京の芸能プロダクションでマネージャーをしている。婚約者である俊亜貴と三年ぶりに故郷の島を訪れるが、彼には深雪に言えない秘密があった…。その秘密が明らかになった時、深雪の運命が狂い始める。
イヤミス界の新旗手による、一気読み必至のサスペンス小説。細かく散りばめられた伏線の意味に気づいたとき、思わず背筋が凍ります。