- 夜伽話
-
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784860004217
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[BOOKデータベースより]
夢と現実を往来することばたち。
ナイト・クルージング
[日販商品データベースより]往来
ポチの庭
宮殿の不審
ピクニック
源語抄 胡蝶
源語抄 須磨
伊予ヶ岳異聞
軟体生物
十五夜
暫 しばらく
秋冷
音楽夜話 ベートーベン 第九交響楽
スーパーUEDA
小林病院 海の見える病室
本署界隈日常―『震災史』抄
夢と現実(うつつ)を往来することばたち。
硬質で端正な文体は、詩人の資質と詩への志から来るものであろう。
主に、夢と現実の狭間に取材されたようなテーマを扱いながら、
驚くべき言語空間のリアリティをもつ。
それは日常からは奪われ、夢の中に取り残された「リアリズム」である。
荘子の故事に「胡蝶の夢」があるが、この詩集で露わにされていることばとは
あの胡蝶のことではないだろうか。
現実界と夢の世界という二つの世界を飛んで往来しているのは
詩のことばに他ならない。
それは、夢の中でも現実の中でも、深く高く覚醒を促す詩のことばである。